満足度を上げる都市部での暮らし。
2022年04月01日
F様邸
概要
敷地面積 | 69.70㎡ |
建築面積 | 123.64㎡ |
1F | 39.18 |
2F | 42.23 |
3F | 42.23 |
竣工 | 令和4年4月 |
家づくりのきっかけは子どもの成長。2DKのアパートが手狭になったため、交通の便がいい中古マンションを探していたところ、たまたま見つけたのが今の土地。
路面電車が走り、多くの車が行き交う国道から1本入った場所に建つF邸。「通勤・通学や買い物などが不便な郊外の土地より、狭くても利便性のある都市部での暮らしがいい」。さらに万が一、家を手放すことになったときの資産になるというのも決め手のひとつとなりました。
しかし右も左も、後ろも。住宅やビルに囲まれている約20坪の狭い土地のため、採光や通風など設計の工夫が求められます。
そこはSEIBUの腕の見せ所。これまで都心部に数多くの住宅を手がけてきたノウハウと実績があります。2台分の駐車場を確保しながらも、プライベートも重視するために採用したのがSEIBUお得意の3階建てです。
明るさを確保するために暮らしの中心となるリビングを2階にレイアウト。通りに面する大きな窓がありますが、外を通る人や車と視線の高さがずれるため、カーテンを開けっぱなしでもひと目を気にすることなくリラックスできます。
壁紙をホワイト系にすることで光が空間全体に回ってより明るい印象に。さらにキッチンの天井を一部だけ下げた「下がり天井」のおかげで、メリハリのあるおしゃれな空間となりました。
「リビング階段にあこがれるけど、限られたスペースでは難しそう」。そんな奥さまのリクエストに別の方向からアプローチ。リビングの扉をスケルトンにすることで閉塞感がなくなり、3階の個室に出入りする子どもの気配を感じられるように。下にレールがないため、掃除がしやすいところもお気に入りです。
とはいえ、気になるのは3階建てでの家事の様子。「初めは階段の上り下りが大変かなと思ったけれど、暮らしてみるとそんなに気になりません。
うちは1階にお風呂がありますが、入浴のついでに水まわりの家事を済ませてしまいます。入浴後に洗濯し、除湿器をかけて脱衣所に干しておけば翌朝には乾いています。それを畳んでおけば、各自が部屋に持って上がるというルーティンができました」と奥さま。
夜に洗濯機を回してもリビングは2階、寝室などの個室は3階にあるため、生活音は特に気にならないそうです。
一方のご主人は家の完成が楽しみすぎて、お昼休みのたびにランニングがてら現場に足を運んでいたという熱心さ。
「以前は坂の町・長崎らしい斜面地に住んでいました。今の家からは妻は歩いて、私は自転車でと通勤もぐっと便利に。大型商業施設にも徒歩圏内で行けるし、平地に住む快適さを日々実感しています」。
「新幹線も近くを走っていますが、窓を閉めていれば音なども気になりません。V・ファーレン長崎ファンの子どもは、スタジアムシティが完成していく様子を眺めるのが楽しいみたいで」。
オンとオフのスイッチを切り替えるそれぞれの個室もでき、家族みんながハッピーになれる自慢の家となりました。
さらに新しい家で、新しい家族も増えました。ふわふわの毛並みが愛らしい元気いっぱいの愛犬のマロンくんに、家族みんなメロメロのご様子。笑顔と笑い声に包まれるこの家での新しい暮らしはきっと、とても豊かで幸せな時間になることでしょう。