スタンダード標準仕様
その人らしい家を。
わたしたちが提案する家はとてもシンプル。
それは本当に必要なものまでをも
そぎ落とすことではありません。
素材や収納をはじめ、
家族の動線にぴたりと寄り添うような
住み心地とシンプルな暮らしが
共存できるプランを考えます。
ぼんやりしたイメージしかなくてもだいじょうぶ。
打ち合わせを重ねてプランニングをしていくうちに
自分の好みに気づいたり、
こだわりたい部分がでてきたり。
施主さまの要望をきちんと受け止めつつ、
プロの目線で俯瞰し、
よりよい提案ができるように。
ほどよい性能による「快適さ」と
確かな設計力による「心地よさ」で、
ずっと暮らしていても飽きのこない暮らしを
かなえます。
標準仕様
構造や断熱材、システムキッチンや窓など家づくりの基本となる設備や素材のこと。オプション仕様とは異なり、追加費用はかかりません。SEIBUがつくる住まいには、各プランに十分な標準仕様が備わっており、ほぼ追加オプションなしで理想の住まいづくりをかなえます。
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屋根
大切な家を、家族の暮らしを守ってくれる屋根。風雨や紫外線に一番さらされる場所だからこそ、しっかりとしたものを。そんな思いから、有名メーカーから2種類の素材を採用しています。オプションで希望の仕様への変更も可能なので気軽にご相談ください。
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サイディング
素材や色などで見た目の印象を大きく左右する外壁には14mmと16mmのものを併用。耐震性や耐火性に優れ、耐用年数が長いのが大きな特長です。タイル調や木目調をはじめデザインも多彩。「家の顔」となる外観だからこそ、こだわって選びたいところです。
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玄関ドア
素材や形によって、家の印象を大きく変える玄関ドア。カギ穴を見せない高い防犯性をはじめ、ドアの開け閉めがラクチンにおこなえるリモコンキーなど、毎日の安心・快適を支えます。当社が推奨するYKKまたはLIXILから好みのものを選んでください。
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サッシ
窓は家のなかでも熱の出入りが多い場所。だからこそ、断熱性や気密性を高めるためにはサッシの性能も大切なポイントです。そこで熱伝導率が低い樹脂サッシを採用することで室内の温度を安定させ、結露を防ぎます。YKKまたはLIXILから選んでください。
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キッチン
毎日何度も使うキッチンは、ストレスなく使いたいもの。お部屋の雰囲気や好みに合う色はもちろん、収納力やお手入れのしやすさなども気になるところ。そこでLIXILかTOTOのショールームに足を運んでいただき、実際に確かめながら選ぶことができます。
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お風呂
あたたかなお湯に包まれて、1日の疲れと汚れを落としてリセットする場所。なかでも浴槽は広さやデザインをはじめ、家族みんながリラックスして気持ちよく使えるものを選びたいところ。LIXILまたはTOTOのショールームで好みのものを選べます。
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洗面化粧台
顔や手を洗ったり、歯を磨いたり。家族みんなが使う場所だから気持ちよく整えたいところ。ミラー裏にたっぷり収納できる三面鏡、伸びるシャワーヘッド付き蛇口など使い心地にもこだわっています。LIXILまたはTOTOのショールームで好みのものを見つけて。
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トイレ
日々の生活を送るうえで欠かせないプライベートな空間。毎日使うものだからこそ、見た目のデザインだけでなく、掃除のしやすさなど機能面にこだわることも重要です。LIXILまたはTOTOのショールームで自分たちの暮らしに合うものを見つけてください。
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床材
イスなどの引っかきキズ、落書きなどの汚れ、落下によるへこみキズ。家族みんなの足元を支える床は、少しずつダメージが蓄積していくもの。キズや衝撃に強い商業用のしっかりとした材質のものを使用することで美しさを持続させます。床色も6色から選べます。
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クロス
ロングセラー商品をはじめ、幅広いデザインを誇るサンゲツの壁紙を使用。同じ白でも数十種類あるため、サンプルを見ながら好みのものを選びましょう。一部の壁紙を変えるアクセントクロスにも対応。大胆なデザインを取り入れることで部屋に表情が生まれます。
構造について
構造とは建物を支える骨組みのこと。一度つくると簡単に変えることができないとても重要な部分です。 SEIBUでは柱や梁といった「軸」ではなく、壁や天井などの「面」で家全体をしっかりと支えています。
ツーバイフォー
部屋ごとに床・壁・天井の6面で建物を支える工法。建物の重さや地震で発生する縦の力、地震や台風などで発生する横の力を建物全体で受け止め、力を分散させてることで自然災害による影響や被害を低減させます。万が一の火災に強いのも大きな特徴です。
スーパーウォール
SW工法は、独自の高性能SWパネルによる高気密・高断熱・高耐震構造。
冷暖房や計画換気システムを組み込んで、部屋ごとの不快な温度差や空気のよどみなどを解消し、住まいの基本性能を大きく向上します。
ツーバイフォーとは
歴史
1800年代初頭に北米で誕生したツーバイフォー住宅。海を越え、日本にやってきたのは明治時代のこと。旧札幌農学校演武場(現在の札幌時計台)などもその頃に建設されました。明治末期から関東大震災直後の大正末期には住宅にも採用されるようになり、アメリカから部材一式や設計図を輸入。
さらに昭和49年には技術基準が定められ、枠組壁工法としてオープン化。その頃から、2インチ×4インチの規格材が多く使用されたことから「ツーバイフォー工法」と呼ばれるようになりました。
現在、アメリカやカナダでは木造住宅の90%以上がツーバイフォー工法によるもの。オーストラリアやニュージーランド、イギリス、韓国、中国でも採用され、より安全で快適な住まいへと進化しています。
工期と品質
建設場所を選ばない柔軟性の高さ
現場で組み立て、建て起こすことができるツーバイフォー工法。そのため広い道路が整備されていないような都市部でも、大型クレーンなどの建設機械を使わずとも建設が可能に。さらに重量が軽い木造建築なので、地盤が軟弱な地域でも過大な基礎補強なしで対応できる場合もあります。※敷地条件などにより実現できない場合もあります。
工期を短縮できる
ツーバイフォー工法は、規格材を施工現場で取り付ける「乾式工法」。そのため水を必要とする鉄筋コンクリート構造と比べると、コンクリートが固まるのを待つ必要がないため工期を短縮できます。また建て替えの場合の仮住まい期間も短くて済み、経費も抑えられます。
登録された設計者および検査員による品質確保
協会に登録された設計者が設計および工事監理を担当。工事行程中は耐火構造自主工事検査員による検査がおこなわれ、その際に使用される「自主工事検査チェックリスト」は建物の竣工から15年間保管しなければなりません。これは適正に施工されていることの証明でもあります。
耐震性
ツーバイフォー住宅は壁や床、屋根を六面体で支える一体構造。地震の揺れを1点に集中させず、家全体にバランスよく分散・吸収させることで建物の変形や倒壊を防ぎます。
それを証明するため、阪神・淡路大震災時の地震波を三次元的に再現し、3階建てのツーバイフォー住宅で耐震検証を実施。ほとんど損傷もなく、優れた耐震性能を発揮しました。
世界有数の地震国でもある日本において、住宅の耐震性は重要な基本性能のひとつ。日本でツーバイフォー住宅が着実に増えている大きな理由はここにもあります。
耐火性
ツーバイフォー工法では、壁の室内側に石こうボードを貼り、屋外材は不燃材仕上げとするのが一般的。さらに壁の中には枠組材が組み込まれているため、火の燃え広がりを防ぐ「ファイアーストッパー」の役割を果たします。
そのためツーバイフォー工法の建物のほとんどが、住宅金融支援機構の「省令準耐火構造」の基準に適合。防火性・耐火性に優れていることから、火災保険料が鉄筋コンクリートや鉄骨の戸建て住宅と同等の金額に。地震保険も一般の木造住宅にくらべると半分程度と割安です。
耐風性
台風以上に強烈なハリケーンが襲う北米で誕生しただけあって、強風に備える独自のアイデアを採用。そのひとつが「ハリケーンタイ」とよばれるあおり止め金具。1個当たりの許容耐力は2303N(風速70mの時に金物1個にあたりにかかる力は1666N)。強風にあおられても屋根が吹き飛ばされないよう、屋根のたる木と外壁をがっちり連結させます。
ツーバイフォーの屋根は全体が一面の構造体。軒下からの強い吹き上げ風に対しても、屋根が持ち上げられにくい強固な構造となっています。
耐久性
ほとんどの構造用製材に含水率19%以下の日本農林規格に基づく乾燥材を使用。さらに太め鉄丸くぎといった金物には、亜鉛めっきが施された耐久性の高いものを使用。防錆効果に一役買っています。
また室内外の温度差や温度の急激な変化によって発生する結露。木材の腐朽の原因となるだけでなく、カビの繁殖などさまざまな悪影響をおよぼします。ツーバイフォー住宅では壁内に断熱材を充填することで、室外と室内の温度差をゆるやかに緩和。結露が発生しにくい構造が住まいの耐久性を高めます。
断熱・気密性
ツーバイフォー住宅の外壁は、枠組材に構造用面材を貼った大型構造。枠組材の間に空気層をつくり、そこに断熱材を充填。最上階の天井、外壁、1階床内部に断熱材を効果的に使用しながら、建物全体を断熱材ですっぽり覆うことで効果をより高めています。
またツーバイフォー工法の特徴である床版・壁を組み立てる方式は気密性を確保しやすい工法。さらに外壁室内側の石こうボードの下側全面に住宅用プラスチック系防湿フィルムなどを貼ることで相当隙間面積を少なくし、漏気による壁内結露などを防ぎます。
遮音性
車の走行音や近隣の家からの生活音をはじめ、暮らしの中にはさまざまな音があふれています。快適な住まいを実現するには、こうした音への配慮も重要なポイントに。気密性の高いツーバイフォー住宅は音の出入りをも抑える優れた遮音性を発揮。
さらに上階の振動伝達を防ぐために床根太に天井材を直接貼るのではなく、床根太とは別に天井根太を設けて遮音効果の高い石こうボードを採用。天井裏にはロックウールなどの材料を挿入することで吸音効果を高めています。遮音と吸音、2つの防音対策で万全に。
ワークフロー
家づくりはライフイベントの中でも一大プロジェクト。 満足のいく住まいを実現するために、お客さまの要望に寄り添いながら真摯に向き合っていきます。 資料請求から引渡しまで、家づくりのおおまかな流れをご紹介します。
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資料請求
こちらの問い合わせフォームより資料請求をお申し込みください。土地をお探しの方や、当社の分譲物件への問い合わせもお気軽にどうぞ。
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ご相談
家族構成や暮らしの特徴、デザインや仕様の希望、ご予算など、どんな小さなことでも結構です。家づくりに関するご希望を聞かせてください。
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資金計画と設計プラン作成
土地のご提案や資金計画の作成、間取りや外観パースの作成など、ヒアリングをもとに具体化。ローン手続きなども当社が全面サポートします。
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申請・着工
最終的な図面をもとに建築確認申請書を作成して役所に提出。申請手続きはすべて当社がおこないます。建築の確認許可を受けたら工事が始まります。
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検査・竣工・引渡し
施工中、住宅保証会社による検査を2回実施。お引渡し前にも入念な社内検査をおこないます。引渡しに関する書類や鍵などをお渡しいたします。