すまいのブログ 衣類収納編|長崎の不動産&住宅 株式会社SEIBU
2024年11月07日
長崎市三川町で不動産売買と住宅建築業を営む(株)SEIBUです。長崎の注文住宅新築一戸建て・リフォーム・リノベーションをご検討の皆様へ、嫌いな家事全般にいかにして向き合うか日々苦悩しているSEIBUスタッフが、「クローゼット」について呟きます。どうぞよろしくお願いいたします。
マイホームへの希望の一つに、きちんと収納できるクローゼットが欲しいと思うご家庭はたくさんいらっしゃると思います。
SEIBUスタッフは、賃貸暮らしからマイホームに引っ越したのを機会に、乾いた洗濯物をハンガーのままクローゼットに収納する「たたまない衣類収納」に変えました。負担がずいぶん減り時短にもなりました。「たたまない衣類収納」は手抜きではなく合理的な方法なので、もっと浸透して欲しいです。
クローゼットにはいくつかの種類があります。各ご家庭の家族構成やニーズによって、それぞれに使いやすさ・使いにくさがありますので、ご紹介したいと思います。
「ファミリークローゼット」
ファミリークローゼットは・・・
・洗濯物をすぐに片付けたいご家庭
・家族の服を管理する役割が多い人のストレス軽減
・みんなで協力して家事をするスタイルのご家庭
・物を一か所にまとめて探し物の時間を省きたい人
・家事時間を節約したいご家庭
この様な皆様に、メリットが大きいと思います。
家族みんなの服が一か所にまとまっている
ファミリークローゼットは、家族全員の服や小物を一か所に集めるので、各部屋に行ったり来たりしなくて済みます。特に小さいお子さんのいる家庭では、親御さんが子どもさんの服をさっと取ってあげられるのが嬉しいですね。
洗濯の片付けが楽になる
ファミリークローゼットだと、乾いた洗濯物を一か所に収納するので、家のあちこちに運ぶ必要がありません。洗濯物が多いご家族にとって、片付けにかかる時間を短縮できるのは大きなメリットですね。
気を付けたいのは、最初はきちんと収納していても、次第に家族がそれぞれ違うルールで片付けてしまい、だんだんとごちゃごちゃになりやすいことです。片付けやすさ・取り出しやすさを維持するには、定期的な整理が必要です。
収納スペースを効率的に使える
個別クローゼットの場合、各部屋に収納スペースを配置することが多いのですが、ファミリークローゼットなら一か所に収納スペースをまとめるので、そのぶん居室を広くできます。居室の空間をより有効に使えるのがファミリークローゼットの特徴です。
「個別クローゼット」
個別クローゼットは・・・
・家族それぞれが自分の収納スペースを確保したい場合
・お子さんに自分で整理整頓できるようになって欲しい親御さん
・自分の生活リズムに合わせた収納をしたい人
・自分の部屋で収納を完結させたい人
・家族ごとに整理整頓の方法が異なる場合
この様な皆様にメリットが大きいと思います。
プライバシーが守られる
個別クローゼットは、主に寝室など個人の空間に設けられています。そのため、自分だけの洋服や小物を整理でき、他の家族に見られる心配がありません。特に思春期のお子さんやパーソナルスペースを大切にしたい人にとって、プライバシーの確保は家族関係にも影響する大切なポイントではないでしょうか。
自分の好きなように整理できる
家族一人一人に専用のクローゼットがあれば、自分の持ち物や好みに合わせて整理しやすくなります。毎日着るものや特別なイベントで使う服を、ここにこんな風に置きたい!という空間プロデュースを自分自身でできます。
ファミリークローゼットのようにスペースを共有しないので、他の家族に遠慮せず自分の生活リズムで使えるのも嬉しいですね。
各部屋で収納が確保しやすい
個別クローゼットは、ファミリークローゼットよりも広さや収納力が制限されることが多いです。ただ使い方がシンプルな分、間口の端から端まで無駄なく使えます。リビング・寝室・玄関など、それぞれの場所に必要な収納を設けられるので、家全体の収納力をバランスよく配置できます。
「扉」をあえて作らないオープンクローゼット
スペースを自由に使える
クローゼットの扉がないと、圧迫感が減り部屋が広く感じられます。扉ががなければ家具のレイアウトも変えやすくなります。
自分に合った収納を選べる
オープンな収納スペースを設けると、自分にとって使いやすいスタイルの収納を選択できます。ライフステージの変化に合わせて、新しい収納家具に買い替えたり処分したりできるので、長い目で見ると、自由度が増す間取りとも言えますね。
建築コストを節約できる
クローゼットを作るには棚やポールや扉などの取り付け工事が必要で、これにはコストがかかります。オープンな収納スペースだけを設け、入居後自分に合った収納家具を選ぶと、最初にかかる建築コストを節約できるというメリットがあります。また、例えば子供部屋であれば、お子様が巣立った後に使っていた家具を処分すれば、大掛かりなリフォームをすることなく、次の使い方ができる部屋となるでしょう。
掃除がしやすい
収納スペースが限られていると、自然と必要な物を厳選するようになり、無駄な物を持ちづらくなります。無駄なものが減れば掃除がしやすくなります。オープンな収納にすれば、物が見えるため整理もしやすいですし、隠したい場合は、ロールカーテンを付けると埃よけや見た目のごちゃごちゃ感を薄めることができます。
いかがですか?
衣類の収納方法は、家族であってもそれぞれやり方が違うので、共通した正解というものがないのが悩ましいところです。
SEIBUスタッフの実体験でいうと、ウォークインクローゼットはスペースが広いので、たくさんの衣類を収納でき、季節の衣替えの手間が省けました。「今我が家はどれだけの服を持っているのか」を管理しやすいのも良かったです。加えて、アイロン・アイロン台・洗濯用ピンチハンガーが置けるスペースもあったので、散らかって見える生活雑貨が居室に侵食しづらいのも良かったです。
使い勝手の違いを知りたくて、今は壁付けクローゼットを使っています。ウォークインクローゼットに比べると、空間が狭く収納量に限りがあります。ですが、居室が広く使えている実感はあります。スタッフ宅の場合、上下二段のステンレスポールで棚無しの仕様なので、手が届きにくい上の段に季節外の服を掛けるぐらいの「緩い衣替えの手間」は必要でした。しかし、自室で着替えが完了するので、起床してから着替えまでの初動が速いですね(笑)導線は短く感じます。
収納計画はマイホーム計画の要です。株式会社SEIBUは、マイホーム作りを頑張る皆様のご希望をサポートさせていただきたいと考えております。気になる販売中の物件がございましたら、お気軽にお問い合わせください。