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すまいのブログ ランドリースペース編|長崎の不動産&住宅 株式会社SEIBU

長崎市三川町で不動産売買と住宅建築業を営む(株)SEIBUです。長崎の注文住宅新築一戸建て・リフォーム・リノベーションをご検討の皆様へ、テーマ別の施工事例をご紹介しています。今回はランドリースペースについてお話ししたいと思います。

使用頻度はバルコニー干し<部屋干し

毎年、春は杉・ヒノキ・栗の花粉、秋はブタクサの花粉に悩まされているSEIBUスタッフです。
環境省によると、花粉症患者は10年ごとに約10%増加しているのだとか。
また、この20年で黄砂やPM2.5の観測精度が上がり、洗濯物に付着する物質を予防しましょうという環境になったことから、洗濯物は「外干し」から「部屋干し」に移行される方が増えてきたように感じますが、皆様はどちら派ですか?

20年前、SEIBUスタッフが新築の間取りを考えていた頃は、お洗濯干し場は通常はバルコニー、雨が降ったら浴室換気乾燥機ということで、バルコニーの設置と浴室換気乾燥機の設置がセオリーの様になっていました。
ですが、ここでSEIBUスタッフ個人の暮らしの変移を思い返すと・・・

  1. 春は杉ヒノキ栗の花粉&黄砂で、ほとんど部屋干し。
  2. 梅雨明けの7月後半から9月中はバルコニーで外干し。
  3. 10月にはブタクサ花粉開始で部屋干しがスタート。
  4. 冬はお天気が悪いので外干しでは間に合わず、仕上げは除湿機による浴室内干し。

そんなこんなでSEIBUスタッフ宅のバルコニーの使用は、7月後半から9月の2カ月ちょっとになってしまったのです。

必要だったのかな?バルコニー?とも思いますが、夏のバルコニーでのお洗濯干しは、洗えるタイプの布団や毛布などの大物を、自宅で洗濯&乾燥を一日仕上げることができるという利点があり、ストレス解消と言ってよいほどにスッキリしていますので、バルコニーのある無しは、お住まいになる方のお好み次第といったところが大きいですね。

浴室換気乾燥機は、浴室暖房の機能もありますので、洗濯乾燥は除湿機派のSEIBUスタッフ宅では、冬の寒さ対策に大活躍しています。

お客様のご要望も、以前は100%バルコニーを付けていらっしゃいましたが、ここ数年はバルコニーを設置しないプランのご希望も増えています。

洗濯の何にストレスを感じるか

洗濯は開始から終了まで時間がかかり、手数が多い家事ですよね。
SEIBU社長は「洗濯物を干し終える時、今日の宿題が間もなく終わる・・・みたいな安堵感に包まれる」と申しております。SEIBUスタッフは「無限修行だ・・・」と100%ネガティブ(笑)
洗濯一つとり上げてみても、家事には人それぞれに感じ方が違いますね。

では、ここで乾燥機を使用しない、バルコニー干し場バージョンで洗濯の手順を検証してみます。

  1. 一階で洗濯機を回す
  2. 洗った洗濯物をカゴに取り出す
  3. 濡れて重い洗濯物を担いで階段を上り2階バルコニーへ移動
  4. 暑い寒いを避けるために室内でハンガーにかける
  5. 直射日光を浴びつつハンガーをバルコニーに出す
  6. 直射日光を浴びつつハンガーを室内へ取り込む
  7. 室内で洗濯物をハンガーから外す
  8. 外したハンガーを片付ける
  9. 洗濯物を畳む
  10. 各部屋の収納場所へ運ぶ

多い!手数多すぎます!

皆様はどの手順にストレスを感じますか?

SEIBUスタッフは日頃の洗濯担当者として、3の階段上り下り・5,6の直射日光と暑さ寒さをダイレクトに受けるのを、どうにかならないものか?と思います。
この夏は、干す時も取り込む時も畳む時も、毎日暑さにやる気を吸い取られました。

洗濯物を、洗濯機から取り出しながら干せる「ランドリースペース」があれば、省スペースで時短になりますね。
ここでSEIBU「ベストライフの家」の施工事例をご紹介します。

ホテルライクにこだわったインテリアで、埋込みタイプの室内物干しを採用されたお客様です。埋込みタイプはスッキリした仕上がりになりますね。

モノトーンインテリアでまとめたパウダールームに併設したランドリースペースです。引き戸を付けているので洗濯物をスッキリ隠せますし、除湿機の効率も良いですね。

スロップシンクをご希望になられたお客様です。スロップシンクは深さがあり、泥汚れなどの水はねが気にならないので、とても便利なのだそうです。造作の可動棚もあり、機能性抜群!!

ガス乾燥機「乾太くん」の設置をご希望になられたお客様です。振り返るとカウンター&ステンレスバー付きのランドリースペースがあります。浴室内にもランドリーバーを設置されましたので、干し場スペースはバッチリです。

左(スマホでは一枚目)は、洗濯物を置く用の幅広カウンターと、可動式ランドリーバー&取り外し可能のランドリーバーを設置されたお客様です。その日の洗濯物の量でフレキシブルに使えます。

右(スマホでは二枚目)は、取り外し可能のランドリーバーと、可動式の棚を設置して、収納をUPされたお客様です。衛生用品のストックができる場所があると助かります。

いかがですか?

コンパクトな間取りの中に、お客様それぞれの「便利に暮らすための工夫」がありますね。
お客様のご要望をお伺いするたび、家事というものには正解がいくつもあるのだな、と勉強になります。